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講師 小針佑太より

新型コロナウイルス感染症の流行が始まってから、4年目となりました。
現代医学による治療法やワクチン接種は進展しましたが、一方で重症化しないためには自らの免疫力こそが重要であると、広く認知された契機でもあったように思います。
実際に厚生労働省などの専門機関では、重症化リスク因子が公表されていますが、肥満や糖尿病などの生活習慣病が挙げられており、改めて生活習慣の大切さが示唆されています。

とはいえ、誰もが痛感していることですが、慣れ親しんだ生活習慣を改めることは容易なことではありません。

そこで断食の提案です。

私は長く断食の現場にいましたが、そこでは断食を通して心境の変化が起こり、今まで何度も挫折していた生活習慣の改善を果たせた人たちをたくさん見てきました。

「非日常体験の極み」ともいえる断食のインパクトは予想以上に大きいようです。

断食には大きく2つの効果があると考えています。

ひとつは、断食を通して味覚をはじめとした五感がリセットされることで、気持ちも新たに今までの悪習慣が断ちやすくなること。

もうひとつは、オートファジー機能の活性化です。

オートファージとは、飢餓状態に置かれることで細胞内で、
① 栄養源の確保
② 代謝回転
③ 有害物の隔離除去
が行われる働きのことです。

詳しくは講義で述べますが、③有害物の隔離除去は、今こそ注目される機能だと考えています。

細胞内への細菌やウイルスの侵襲に対する防衛策ばかりでなく、不自然で有害な人工物に対するデトックス効果への期待です。

今回の断食リトリートは、「免疫力アップ」と銘打っていますが、感染症に対して体質を強化し免疫力を盤石とするための方法、さらにはワクチン接種者が今後も健やかに過ごすために、断食はもとより生活習慣全般に関する学びが深まる内容となっています。

混迷を深める時代に、しなやかに生き抜く身体をともに養ってまいりましょう。

みなさまのご参加をお待ちしています。

食養生断食指導者 小針佑太

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