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昌清水田歳時記
《2025年6月下旬》
連日の猛暑にも負けずに稲は成長しています
雨が少ない梅雨の日々が続き、異様な暑さのため、早くも多くの農産物に影響が生じています。
例年ならば、この時期はシトシト雨で農産物が潤い紫陽花が綺麗な時期です。
昌清水田でも、水温が40度近くなる日があるので、水量をかなり増やしています。
この時期、稲は大切な分けつの時を迎えています。
分けつ(茎の根元から新しい茎が出てくること)が多くなると出来る稲穂が増えて収穫量があがります。
本来、昼間35℃、夜間15℃といったように、昼夜の温度差が大きい状況で分けつが活発になるため、少しでも梅雨らしい気温に戻ってくれることを願わずにはいられません。
また、水温が高いとジャンボタニシが活発に動き、産卵を繰り返し数を増やしています。
5ミリ程度の生まれたばかりのジャンボタニシが苗を食べているのにはびっくりしました。

ジャンボタニシに食べられてしまった苗などの補植作業をします。
ここから1ヶ月間ぐらいは、稲が分けつして増える時なので、水田の管理をしっかりと行います。
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