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昌清水田歳時記
《2025年5月下旬》
今年も代掻き作業を始めました。
毎日ニュースなどでは備蓄米について伝えられていますが、昌清水田は新米の為に田植えの準備をしています。種蒔きした稲苗も元気よく成長しており、安心しています。
田植えの準備は、まず3日間かけて水路から湧き水を水田に入れて水浸しにすることから始まります。
その後、畔の草刈りをして1回目の代掻きを行います。
無農薬栽培で最も重要なポイントは、水田をいかに水平に保つかです。
代掻き作業をしながら、水田の中で高い所の土をトラクターで引っ張り、低い所へ移動させていきます。
一通り水平にできたら、代掻き作業を繰り返して再度確認します。
ここで手を抜くと、水田の高い所には草が生え、低い所にはジャンボタニシが発生して稲苗がなくなり、収穫量が激減してしまいます。
そのため、荒代掻き→2回目代掻き→3回目代掻き→4回目代掻き→田植えという順序で丁寧に作業を進めます。
代掻き後に数日置いて土が落ち着いてから、田植え作業に入ります。
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