《2025年4月末》
種まき作業を行いました。
昌清水田には、にこまる品種を用いますが、無農薬栽培での種まきは、一般的に行われる種子消毒はできません。
そのため、失敗するリスクが高く、苗を無農薬栽培で作る人は極めて少ないです。
塩水選別してから水に浸した種籾を種まき前日に引き上げて適度に乾燥させます。
種籾に突起が出てきて発芽してるのを確認します。
有機専用培土を利用して種籾作業をします。
苗箱に倍土を厚さ1.5cmほど入れます。
次に種まきをして種籾が隠れる程度に覆土を被せて、種籾が発芽できる環境を整える事が大切です。
種まきしてから発芽まで水が切れて乾燥しないように、一時間かけてゆっくり散水を行います。
苗箱を綺麗に並べて発芽適温の25度を保てるように保温シートを設置します。
ネズミやカラスが種籾を狙うので、侵入防止の為に保温シートの端を土に埋めて侵入できないようにします。
この状態で一週間から10日ぐらい発芽を待ちます。