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昌清水田歳時記
《2024年9月下旬》
昌清水田も稲刈りまで一ヶ月。いよいよ稲穂が少しずつ色づき始めてきました。
にこまる品種は晩生品種と言われ栽培期間が長いのが特徴です。
栽培期間が長いと病害虫や台風などの被害を受けやすく、農家さんでは栽培期間が短い早生品種が人気です。栽培期間が長いメリットはしっかり大地の栄養を吸い取りゆっくり成長するので、旨味が強くしっかりした粒が形成されます。
にこまるの食味は、ご飯の香りも良く米粒もしっかりとしており、粒が丸く大きめで色白です。噛み心地と程よい粘りがあり、お米好きには大変満足感があります。米の食味ランキングで5年連続、最高級の「特A」評価を得ているぐらいの品種です。
まだまだ稲刈りまでは気が抜けませんが、ここからは水田の水を制限して一ヶ月後に黄金色になるように調整していきます。
なお、全国各地でゲリラ豪雨やヒョウ被害などが見受けられます。
できる対策は限られていますが、美味しい新米ができるように願うばかりです。
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