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昌清水田歳時記
《2023年4月初旬》
例年より早く桜も満開を過ぎ散り始めですが、今年も田植えの準備がスタートしています。
気温が上がり温かい日が続く様になり、草花も元気よく芽吹いてきました。
5月の田植えに向けて2回の田起こし耕耘をします。
耕耘することで、有機物の分解を促進させる効果と雑草の抑制する効果が期待されます。
耕耘するタイミングは、水田が乾いていて気温が高い日に行います。
水田に水溜りや気温が低い日に作業すると、土壌に悪影響を及ぼす場合もあるためです。
田植えの時には水をはり代掻きしますが、有機物を分解する微生物は水に弱く、田植えまでは微生物を増やしたいのでなるべく雨の日や水溜りがある日は避けて作業します。
微生物が多いと水田にすき込んだ昨年の稲や草花の分解が早く、土壌が良くなるのです。
長年無農薬栽培をしているので、肥料にもなるレンゲ草も増えてきています。
田植え作業も準備しつつ、苗箱を洗ったり種まき機械を整備したりと、種まきの準備も同時にすすめます。
予定では、4月下旬頃に種まき作業を始めて稲苗を準備します。
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