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昌清水田歳時記
《2023年1月末》
昌清水田の作業が少しずつ田植えに向けてスタートしました。 まずは冬の間に水田の基盤整備を行います。
低くなってしまった畦や水田の中に赤土を入れます。
今回は、山から採取した赤土を20トン運びました。
赤土は粘土質なので水田に入れる事で客土し、水分の保有性を向上させる事が期待できます。
また、水田が水平でなく低い状態場所があるとジャンボタニシの被害や生育不良になりやすいので、雨の日に水田に行き、水溜りがある場所を事前に確認しておく必要があります。
畦も同様に赤土で盛り、土にすることでモグラや蛇の穴を塞ぎ水漏れを防ぐ効果があります。
重機と運搬車を使って一度に300キロずつ運び手作業で赤土を2日にわけて投入します。
この作業を数年に一度行う事でしっかりした水田が保たれるのです。
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