2月5日からの第1弾は棚機津女さん・フィンランディアさん、12日からの第2弾は槇田商店さん・mutoさん、19日からの第3弾は増田精一郎さん・若菜由三香さんというように週ごとに展示が変わっていきます。
今回はより八ヶ岳倶楽部を感じていただくために、長年、八ヶ岳倶楽部でご紹介している岡下勝敏さんの木彫りのアクセサリーをはじめロングセラーの素敵なアイテムも手にとって御覧いただけます。
ぜひ、カラフルで楽しい作家さんの作品とともに、八ヶ岳倶楽部を体感していただければと思います。
【会期】
2月5日(水) ~ 24日(月) (火曜日定休)
■第1弾 5日(水) ~ 10日(月)
棚機津女・フィンランディア~裂き織とフィンランドの織物展~
■第2弾 12日(水) ~ 17日(月)
槇田商店・muto~こだわりの傘と天然素材ストール展~
■第3弾 19日(水) ~ 24日(月)
増田精一郎・若菜由三香~手作り時計とパステル画展~
【メッセージ ― 柳生宗助様 八ヶ岳倶楽部代表】
えはらギャラリーさんでの八ヶ岳倶楽部展も今年で3回目を迎えました。都会の中にたたずむ森は、とても気持ちをなごませてくれます。八ヶ岳倶楽部のご縁で、江原啓之さんよりこちらをご紹介頂きました。
今回の展示会では、前回好評だった作家作品に加えて、出来るだけ八ヶ岳倶楽部のイメージを再現したいと思っております。是非、表参道まで遊びに来て頂けたら幸いです。
■裂き織ちゃんちゃんこ:棚機津女
「ちゃんちゃんこ」と言っても、いわゆる綿入りの家庭用防寒着ではありません。
袖なしの羽織り物・ベスト・ジレとも称せるお洒落な上掛けはどれも世界で一つきりの個性が光ります。フィンランド伝統の裂き織であるポッパナ織や、古布、棚機さんご自身で染められた糸を使った作品もあります。
古くなり使われなくなった貴重な布を丁寧に裂いて織りなおした裂き織。様々な由来を持つ布達が複雑に絡み合い、深みある色合いを生み出します。
■フィンランドの手織りラグ:フィンランディア
フィンランド伝統の織機で作られるラグマット。フィンランド人のお母様、日本人のお父様、そして息子さん二国に根差す一家による丁寧な手仕事です。
長く暗い冬を乗り越えるため、フィンランドでは暖かく楽しい家作りが欠かせません。カラフルでポップな柄上品な彩りは、組み合わせを考えるのも楽しみのひとつ、両面リバーシブルとなっております。張りと柔らかさを両立した丈夫さで手触りも良く、フロアマット以外にも、様々な場面で使えます。
自然素材だけで出来ており、自宅洗いも可能です。
■こだわりの傘:槇田商店
山梨県の富士の麓で、生地作りから傘の組み立てまで一貫して行う、1866年江戸末期創業の老舗織物工場です。傘は、すべて織り生地です。
服地づくりで培われた技術と傘を組み合わせることで他にはない傘を生み出します。
繊細な模様や大胆な絵柄は、富士山の雪解け水で鮮やかに染めた糸を使用しています。
晴雨兼用傘・日傘、折りたたみ傘など幅広い傘をお楽しみください。
日本製ジャガード織だからこそ生み出せる高品質な美しい傘は、ほかにないものばかりです。日本最高峰の職人が伝統技術をもって「あなただけの特別な傘」を実現します。
■天然素材ストール:muto
1947年創業。山梨の自然と私たちの手そしてあなたと共に紡ぐ日常の豊かさを育むライフスタイルブランド「muto」
極細の自然素材を愛でるように織り上げる唯一無二の生地作り、江戸より極薄の絹生地を織り続けてきた山梨県西桂産地。絹やカシミヤ、オーガニックコットンやリネンなど自然素材の極細糸を最も心地よい肌触りに混紡し、あえてスローな織機で織ることで空気と柔らかさを纏わせ富士山の雪解け水と風で仕上げをし、一点一点熟練の職人たちが手仕上げして生まれるものそれが武藤の生地です。
また、スウェーデンを代表するデザイナー、スティグ・リンドベリのデザインされたストール柄布を使ったハンドバッグは軽くて丈夫です。綺麗な色でお客様の日常を彩ります。
■一点もの手づくり時計:増田精一郎
「30 ミリの世界に広がる可能性」。ひとつひとつの小さな時計の中に物語を感じます。
一級時計修理技能士の資格も持つ増田さん。文字盤のみならず、フレームやベルト、時には機構まで自作されている時計たち。革ベルト、金属ベルト、懐中時計、指輪時計、ブレスレットタイプ、ネックレスタイプ……サイズの大小もデザインも本当に様々。
小さなミニチュアバー。星空。雪模様。月。海。スチームパンク。コイン。ルーレット。様々なモチーフによる、それぞれの時計に広がる世界を覗き込んで見てください。
■パステル画:若菜由三香
~八ヶ岳倶楽部のもとスタッフでもある若菜由三香さん~
今では日本各地で個展も開催し活躍する画家です。「光」をテーマに描かれた柔らかい質感のパステル画。木漏れ日のある風景や、身近な植物、食べ物などをモチーフに描いています。
四季の移ろいや匂い、空気、動物たちの気配を感じながら、日常の中の小さなしあわせな時間を作品に込めました。