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【会期】
2月15日(水)~2月27日(月)
※ギャラリークローズ・・2月21日(火)(展示会切り替え、搬出・搬入のため)

【時間】12時〜18時
※最終日は16:30まで

【入場】無料

【お支払い】現金またはクレジットカードのみ

【展示内容】
2月15日(水)~2月20日(月)
裂き織作家 棚機津女 & 手織りラグ フィンランディア

2月22日(水)~2月27日(月)
鍛金作家 小林秀幹 & 手作り時計 増田精一郎



「裂き織ちゃんちゃんこ:棚機津女」
「ちゃんちゃんこ」と言っても、いわゆる綿入りの家庭用防寒着ではありません。袖なしの羽織り物・ベスト・ジレとも称せるお洒落な上掛けはどれも世界で一つきりの個性が光ります。フィンランド伝統の裂き織であるポッパナ織や、古布、棚機さんご自身で染められた糸を使った作品もあります。古くなり使われなくなった貴重な布を丁寧に裂いて織りなおした裂き織。様々な由来を持つ布達が複雑に絡み合い、深みある色合いを生み出します。

「フィンランドの手織りラグ:フィンランディア」
フィンランド伝統の織機で作られるラグマット。 フィンランド人のお母様、日本人のお父様、そしてハーフの息子さん、二国に根差す一家による丁寧な手仕事です。長く暗い冬を乗り越えるため、フィンランドでは暖かく楽しい家作りが欠かせません。カラフルでポップながらも上品な彩りは、組み合わせを考えるのも楽しみのひとつ、両面リバーシブルとなっております。張りと柔らかさを両立した丈夫さで手触りも良く、フロアマット以外にも、様々な場面で使えます。自然素材だけで出来ており、自宅洗いも可能です。

「色とりどりの鍛金作品:小林秀幹」
様々な金属(銅・鉄・ステンレス・チタン・金・銀・錫...)に更に木材・漆も併せて作り上げられる作品たち。風、植物、森の動物たち......自然の息吹を感じるモチーフを中心に 気品のある作品が並びます。「日常にアートがあること...」を大切にして。をコンセプトに鍛金技法の奥深い可能性に魅せられて以来、金属を金槌でたたき創造することを続けられています。丹念にたたき上げていくと硬いはずの金属から表情豊かな柔らかく優しい雰囲気が現れます!そんな世界をお楽しみください。

「一点もの手づくり時計:増田精一郎」
「30 ミリの世界に広がる可能性」。ひとつひとつの小さな時計の中に物語を感じます。 一級時計修理技能士の資格も持つ増田さん。文字盤のみならず、フレームやベルト 時には機構まで自作されている時計たち。革ベルト、金属ベルト、懐中時計、指輪時計、 ブレスレットタイプ、ネックレスタイプ......サイズの大小もデザインも本当に様々。 小さなミニチュアバー。星空。雪模様。月。海。スチームパンク。コイン。ルーレット。 様々なモチーフによる、それぞれの時計に広がる世界を覗き込んで見てください。

【八ヶ岳倶楽部とは】
1989年7月、山梨県北杜市大泉町の八ヶ岳連峰の南麓に八ヶ岳倶楽部はオープンしました。
標高1360mの山の中に位置し、八ヶ岳の豊かな生態系の中で育まれてきたこの土地は以前、広大な広葉樹林の森でした。それが昭和20年、1週間にも及ぶ大規模な山火事が発生し、広葉樹林が消失。その後、先人達が針葉樹林を植えて何とか森を再生したという歴史があります。
そんな土地に創業者である柳生博はたどり着き、家族や友人、スタッフと共に、以前の広葉樹林を取り戻そうと決意。鬱蒼とした木々の枝を切り、本来この土地で生えている木々を移植し、枕木の道を作り、間伐や剪定、下草刈りなどの手入れをし続け、30 年以上かけて森づくりを続けてきました。今では他の森には無いほど木洩れ陽が差し込み、生物多様性の豊かな美しい場所となっています。
八ヶ岳倶楽部では、一年を通して、“森”の自然の営みがすべての中心にあります。その森の中に、カフェ・レストラン、ギャラリー、ガーデンショップ、ステージと呼ばれる個展会場などが点在しています。ドラマチックに変わっていく季節の風景を、お客様は楽しみに訪れ、お買い物やお食事をして寛いでいらっしゃいます。 この森の生き物たちと健やかに、関わる全ての人々を笑顔に。
ここには “人と自然の仲のいい風景” があります。
今回の表参道ehara galleryの展示会で、この素晴らしい八ヶ岳の自然の中に位置する八ヶ岳倶楽部とそこで活躍する作家たちに出会い、楽しんでいただけたら嬉しい限りです!


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